未経験からキャリアコンサルタントになるには?最短ルート解説【給付金で費用を抑える】

お仕事探し

「キャリアコンサルタントに興味があるけど、未経験の自分に本当にできる?」

「資格を取って、将来のキャリアを変えたいけど、何から始めればいいか分からない…」

そのようなお悩みをお持ちのあなたに向けた解説記事です。

この記事を読めば

未経験のあなたがキャリアコンサルタントになるための具体的な「最短ルート」がわかります。
また、国の給付金を活用して費用を抑えながら資格を得る方法もわかります。

私自身、未経験からこの資格を取得し、現在人材支援の仕事で活躍しています。

その実体験に基づき、資格取得から就職までの具体的なステップ、費用を抑える方法、そして失敗しない養成講座選びのコツを簡潔にお伝えします。

キャリアコンサルタントは、人の人生に深く関わり、大きなやりがいを得られる仕事です。
特別な経験は不要。正しい道筋を知り、一歩踏み出しましょう。

未経験者がキャリアコンサルタントになる最短ルート

未経験から国家資格キャリアコンサルタントになる最も確実で効率的な方法は、厚生労働大臣が認定する「キャリアコンサルタント養成講座」を修了することです。

国家資格キャリアコンサルタント試験の受験資格は、原則として以下のいずれかです。

  • 厚生労働大臣認定講習(養成講座)の修了
  • 労働者のキャリア形成支援に関する3年以上の実務経験

未経験者にとって、養成講座の修了が唯一かつ最短の道です。

講座では、試験対策だけでなく、実践的なカウンセリングスキルも習得できます。

資格取得までのステップ

キャリアコンサルタント資格の取得に向けて、下記4つのステップで進めていきましょう。

  1. 養成講座の選定: 費用、学習形式、サポート内容を比較検討します。
  2. 養成講座の受講・修了: カリキュラムをこなし、修了要件を満たします。
  3. 国家試験の受験: 学科試験と実技試験(論述・面接)の両方で合格を目指します。
  4. 国家資格登録: 試験合格後、キャリアコンサルタント名簿に登録申請を行います。

期間の目安

養成講座の受講期間は最短1.5ヶ月〜6ヶ月が一般的です。

どの養成講座にいつから入るかにもよりますが、試験受験と登録手続きを含め全体で3ヶ月〜1年程度で資格取得が可能です。

私は約9ヶ月ほどで資格を取得しました。

失敗しない養成講座選びの3つのコツ

数ある講座の中から、自分に合う一つを選ぶために、以下の3つのコツを参考にしてください。

  1. 受講形式で選ぶ
    • 通学型: 直接指導や対面演習を重視したい方向け。仲間との交流も深まります。
    • オンライン型: 場所や時間に縛られず、自分のペースで学習したい方向け。費用を抑えられる傾向もあります。
    • ハイブリッド型: 知識はオンライン、実技は対面など、両方のメリットを活かしたい方向け。 あなたのライフスタイルに合う形式を選びましょう。

  1. 実践スキル習得に注目する 資格取得だけでなく、現場で「使える」力を身につけることが重要です。
    • ロールプレイの質と量: 少人数制で手厚いフィードバックがある講座を選びましょう。
    • 講師の経験・資格: 現役の実務家講師や、上位資格(1級技能士など)を持つ講師が在籍する講座は、実践的な指導が期待できます。

  1. 資格取得後のサポート体制を確認する 資格を取って終わりではなく、その後のキャリアをどう築くかが重要です。
    • 就職・転職支援: 求人紹介、書類添削、面接対策など、具体的なサポートがあるか。人材紹介会社と連携している講座は特に有効です。
    • 独立開業支援: 将来の独立を見据えるなら、集客や経営に関するサポートの有無も確認しましょう。
    • コミュニティ: 卒業生との交流機会やスキルアップのための勉強会がある講座は、長期的なサポートに繋がります。

費用を大幅軽減!専門実践教育訓練給付金活用ガイド

キャリアコンサルタント養成講座の多くは専門実践教育訓練給付金制度の対象です。
この制度を活用することで、受講費用を大幅に抑えられます。

給付金の仕組み

受講費用の最大80%が国から支給されます。

  • 訓練修了時: 受講費用の**50%**が支給。
  • 資格取得・就職時: 訓練修了から1年以内に資格取得し、雇用保険の被保険者として雇用される等の条件を満たした場合、追加で**20%**を支給(合計70%)。
  • 賃金上昇時(R6.10.1以降受講開始): 上記条件に加え、修了後の賃金が受講開始前より5%以上上昇した場合、さらに追加で**10%**を支給(合計最大80%)。

私もこの制度を利用し、経済的な負担を軽減できました。

必ず確認すべきこと

  • ハローワークでの事前手続き: 受講開始日の1ヶ月前までに、必ず管轄のハローワークで手続きが必要です。
  • 指定講座の確認: 検討中の講座が「専門実践教育訓練給付金」の対象になっているか、事前に確認しましょう。

詳細な条件や手続きはハローワークで直接確認するか、各養成講座の給付金サポート窓口に相談してください。

こちらの記事で解説している養成講座は全て専門実践教育訓練給付金支給の対象です。
厳選してまとめておりますので、是非参考にしてみてください。

私の実体験:未経験から資格を取り、人材支援の仕事へ

私自身も、全くの未経験からキャリアコンサルタントになりました。

実際に辿ってきた道のりもお伝えできればと思います。

  1. 情報収集: 複数の養成講座資料を取り寄せ、無料説明会に参加。
  2. 講座選択: オンラインでの学習の柔軟性、実践的なロールプレイ、費用負担軽減(給付金活用)を重視し、自分に合った講座を選びました。
  3. 学習と合格: 仕事と両立し、主にオンラインでの学習と実技演習を重ね試験に一発合格。
  4. キャリアチェンジ: 資格取得後、人材支援の会社に転職。現在、様々な方のキャリアを支援しています。

試験に向けて取り組んでいた内容はこちらにまとめています!

未経験でも正しい道を選び、熱意を持って取り組めば必ず道は開けます。
私の経験があなたの後押しになれば幸いです。

資格取得後の就職を成功させる秘訣

資格取得はゴールではありません。
未経験からスムーズにキャリアコンサルタントとして働くために、以下の点を意識しましょう。

  • 自己分析: なぜキャリアコンサルタントになりたいのか、これまでの経験をどう活かすか、どんな分野で働きたいかを明確にする。
  • 実践経験の積み重ね: 養成講座での演習以外にも、友人・知人の相談に乗る、ボランティアに参加するなど、実践の機会を積極的に作りましょう。
  • 情報収集と人脈: キャリアコンサルタント専門の求人サイトや人材紹介を活用。養成講座の講師や仲間との繋がりも大切にしましょう。

未経験だからこそ、熱意と行動力がカギです。

記事のまとめ

この記事では、未経験のあなたが国家資格キャリアコンサルタントになるための最短ルートと、成功のための具体的なポイントを解説しました。

キャリアコンサルタントは、あなたの経験や年齢に関わらず挑戦できる、非常にやりがいのある仕事です。

人の成長を支援するこの仕事は、あなた自身のキャリアにも大きな可能性をもたらします。

「未経験だから」と諦める必要はありません。正しい知識と行動力があれば、あなたも必ず活躍できます。

まずは、複数の養成講座の資料を無料で比較し、あなたに最適な講座を見つけることから始めましょう!

▶ あなたにぴったりのキャリアコンサルタント養成講座を比較・検討するならこちら!

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この記事を書いた人
こう / キャリアコンサルタント

フルタイムで働きながらキャリアコンサルタント試験をオールAで1発合格。
未経験から人材業界へキャリアチェンジし、キャリアコンサルタントの資格を活かして転職活動支援や新卒学生の就活支援を行なっています。
自分自身の実体験と転職支援の経験をもとに、キャリアコンサルタントの資格取得から人材支援の仕事に就くまで、実際の仕事の模様などを発信していきます!

1児の父。

【保有資格】
・国家資格キャリアコンサルタント
・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種
・その他保有資格:日商簿記検定2級

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